キタハラの獣害対策 Vol.3 防いで、獲る。
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カラスによる農作物被害は、鳥類の中では断トツの1位であり、鳥獣害全体でも、サルを上回り、イノシシ、シカに次ぐ額となっています。「頭のいいカラスに継続的な効果がある対策はない」「カラスはしょうがない」と諦めていないでしょうか?そんな方々にぜひ試していただきたいのが、キタハラの カラスハイレマ線です。見えない恐怖?カラス対策用品も色々ありますが、「これだ!」と言えるものはなかなか見当たりません(でした)。防鳥糸を張って防ぐ方法を試した方も多いかと思います。その際は、「なるべく目立つ」ことを重視されたのではないでしょうか?しかし頭の良いカラスは、見える防鳥糸に対してはその隙間から侵入する知恵があるようですし、隙間を無くすほどに防鳥糸を張るのは費用・労力とも大変なことです。そこで山梨県総合農業技術センターでは、「むしろ防鳥糸が見えない方が良いのでは?」と考え、実験に実験を重ねた結果、「艶消し黒」「極細」のワイヤー(防鳥糸)がカラス防除に極めて有効であることが、研究員の本田剛氏によって付きとめられました。その成果を製品化したのが、 カラスハイレマ線なのです。畑に降りようとするカラスが見えないワイヤーにぶつかることで、カラスは恐怖を覚えるのでしょうか、畑に降り立つことが出来ても、餌を探すこともせず、ほぼタッチ・アンド・ゴーで飛び去ってしまうのです!そして、カラスの体の一部に触れさえすればこの恐怖心は喚起できますので、縦横2.5m間隔の格子状に設置すれば十分な効果が得られることがわかりました。カラスハイレマ線には心理柵的な効果が生じていると考えられます。カラスは大変賢い動物ですが、心理柵というのはむしろ賢い動物ほど効果があるものです(賢くない蛇などは、何回も感電しながら、果敢に電気さくを乗り越えようとします)。発売後1年半を経過しても、今のところ「慣れて入るようになった」という声を聞くことはなく、心理的効果は継続しているようです。カラスハイレマ線「目立たない」が売りですので、パンフレット用に適した現場写真がない(載せても見えない)のが残念ですが、設置のポイントは以下の通りです。1 横からの侵入を防ぐものではなく、側面は防鳥ネット等で塞ぐ必要があります。2 ワイヤーを支える支柱は、段ポール等の柔らかいものを使用してください。(ポールが硬いとワイヤーが切れたり、カラスを傷つけてしまいます。)3 実験では2.5m格子、高さ1.7mに設置することで高い防除効果が確認されています。4 なお、小鳥やハトには効きません。「この手の新しい手法は、字面だけ読んでいても本当なのか嘘なのかさっぱりわからない、それなのに価格もそれなりにする商品を買うのはどうも・・・」という声にお応えしまして、従来の1巻1000mだけではなく、200m巻、500m巻も発売することになりました。是非お試しください!17

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